2019年


珠かな子 写真展『あまくて、かなしい』
10月18日(金)-27日(日) 開廊時間:13時-19時 会期中無休

写真集「今はまだ、見えない彗星」(TH ART SERIES) 書苑新社刊 出版記念


あまくて、かなしい (文/珠かな子)
私にとってセルフポートレートは「可愛さと強さの脅迫」だ
8年「私」を撮ってきて、心の中にあった沢山の暗い気持ちが、写真を通して明るいものへと変わった
かなしみや苦しみの奥には、希望や祈りがあって、きっと誰の心にも宿っている
私たちには無数の未来があって、女の子は強くなれるということを、そうであってほしいと、願ってカメラを構えてきました


野村恵子「月刊 冨手麻妙 ~Ami Tomite~」刊行記念写真展
9月27日-10月6日開廊時間:13時-19時 会期中無休

 ベトナムにあるマジェスティックホテル・サイゴン、103号室。小説家の開高健が愛し定宿にし、名著「ベトナム戦記」の取材拠点にもしていた部屋だ。昔に読んだ彼の何かの本で「メコン川から昇る黄金色の朝日が部屋に降り注ぎ・・」といった記述がとても印象にあった。そして、私と冨手麻妙の行き当たりばったりの旅と撮影は、この部屋のメコン川の朝の光とともに始まった。それは、まさに黄金色だった。やがて彼女のみずみずしい身体を光が照らし輝き始めた時、彼女の魂が南ベトナムの空と地に溶け合っていくのを感じていた。
この冬に、彼女のデビュー10周年を記念して写真集を出版する話があり、初めて会った時、彼女は私の眼をまっすぐに見つめて言った。「できれば、あなたと旅がしたい。旅の偶然性の中で私を撮ってほしい。」と。そして私は「暖かいところがいいね。ベトナムに行かない?」と、彼女を誘った。私は写真家としてのデビューの頃から、この地に何度も通っていた。ベトナムの独特の土地文化と、小説や映画などで何度となく描かれてきたベトナムを舞台とした物語が大好きだったから。いま、写真で冨手麻妙という女優が主役の新しい作品が出来たことがうれしい。百年後もこの写真作品が残ることを信じたい。ぜひ、ごゆっくりとご高覧ください。(文・野村恵子)


大塚咲写真展『私達が共鳴するとき』
9月6日~16日 13時~19時 会期中無休
2019 Sep.6-16 Saki Otsuka Photo Exhibition『When we resonate…』

七菜乃写真展『My Aesthetic Feeling 2019』
 8月9日(金)~25日(日) 13時~19時   休廊日/13日・19日・20日
写真集『My Aesthetic Feeling』(芸術新聞社刊)出版記念


笠井爾示 写真展 『Lazy Afternoon』
7月12日~28日 月曜・火曜休廊 13時~19時

日常的に撮ってきたものの中から本展示用に女性像を今までと違った視点で自由にセレクト

July 12-28 2019 Kasai Chikashi Photo Exhibition Lazy Afternoon


村田兼一写真展『月の魔法』 ☽☆写真集『月の魔法』出版記念☆☽
6月14日(金)~30日(日) 月・火曜休廊 13時~19時

4年に渡って撮り続けてきた月乃ルナを一冊の本にまとめた。エロスの中に彼女の織り成す魔法で、ユーモアと共に闇の中へと落ちていく感覚に襲われる。(村田兼一)

村田さんの作品には魔法がある。この人の作る世界の住人になりたいと私はそんな魔法に突き動かされていた。この作品を手に取るあなたにも何か素敵な魔法が起こればいいなと願いを込めて。‐月乃ルナ「月の魔法」(アトリエサード刊)あとがきより‐


大槻香奈写真展「人形の住む家」
5月24日(金)~6月2日(日) 会期中無休 開廊時間13時~19時

夢も恋も野心も陽だまりも流れ星も。私たちの魂の還る場所はここにある。 幾原邦彦 (アニメーション監督)
昼間の家の様子を撮った「昼間に宿る」、妹達を撮った「祝福ふたたび」のシリーズで構成。美術作家 大槻香奈初の写真展。May 24-June 2 2019 Kana Ohtsuki Photographic exhibition


インスタグラムの恋人たち 4月26日~5月5日 会期中無休 開廊時間13時~19時
【参加モデル】Moe/稲森美優/粕谷まい/清水あいり/鶴巻星奈/夏本あさみ/西島ミライ/渡辺万美

写っているのは私、選ぶのも私。あなたに見せたい、私を詰め込んだ濃密な世界を。


身近にある様々なSNSの中でも、写真がメインのインスタグラム上で、自分の写真を投稿し発信する女たちがいる。彼女たちのフィードには、誰に撮ってもらったかということよりも、そこに写っている見せたい自分の姿が詰め込まれているような気がする。この写真展では、あえて写真家の名前は匿名にし、モデルたちが自分で選んだ写真を展示する。様々な写真家の様々な写真があれど、その中から彼女たちが見せたい自分を選びとると浮かんでくる、共通のイメージ。そんな彼女たちのイメージを見ていると、まるで恋人になったかのような濃密な関係が見えてくる。

協力/ARTイワタ 鈴木満帆吏


魚返一真写真展『檸檬のしずく』
4月5日(金)~14日(日)会期中無休 開廊時間13時~19時

少女からおとなへ、おとなから少女へ、エロスの啓示に導かれて、女神たちは永劫を往き交う。(アニエス・ジアール/人類学者、エロチック・ジャポン著者)
写真という魔王の道具を的確に使いこなすことができる能力と、それ以上に、無償の情熱がなければ、このような写真を撮りつづけるのはむずかしい。(飯沢耕太郎/写真評論家)
魚返一真の写真を「チラリズム」を利用した好色写真とするだけでは足りないと、だれもがかんじているはずだ。(阿部嘉昭/詩人)
魚返一真の写真はおよそ20年前から日本に恋い焦がれ続けている一人のフランス人の目を魅惑したのである。(ダミアン・サン/ルテナンウイルスドルフ出版社代表)
被写体と撮り手が互いに引き合い貪り合う錦絵は、多くの欧米人をも魅了している。本気なのか、ふざけているのか。”なにコレ?”と目を惹く画像の数々は思わず盗み見せずにいられない。(かつらぎみやこ/翻訳家)
神保町画廊さんから写真展のタイトルについて『檸檬のしずく』という提案があったとき、むかしを思い出して僕の心はざわつきました。むかし 『檸檬のしずく』のような甘酸っぱい経験をしたことがあります。身体測定の日のことでした。僕はクラスの女の子全員の裸体を測りました。今でも女の子を撮る時、あの日のことが甦るのです。(魚返一真)


インベカヲリ★写真展『理想の猫じゃない』
3月8日(金)~24日(日) 月曜、火曜休廊 開廊時間:13時~19時


岸田尚作品展『ウサギのお顔とお花のお顔と天使』
2月15日(金)~24日(日) 会期中無休 開廊時間:13時~19時


玄光社『写真とエロス』出版記念展 1月25日(金)~2月3日(日) 開廊時間13時~19時 会期中無休 【参加作家】相澤義和/青山裕企/大塚咲/笠井爾示/更井真理/東海林広太/野村佐紀子/山谷佑介/ZIGEN


 9名の写真家による写真集「写真とエロス」(玄光社)。本書の刊行を記念して、写真展を開催します。欲望そのままに写された裸から、スリルさえ感じる距離、ジェンダーとNUDE……「エロス」をテーマに写真家の視点を横断。卑猥や芸術という枠を取り払い、現代の写真家によって産み落とされたNUDE表現を展開します。