村田兼一写真展

「Five years ago, I encountered the muses.  ~女神たちとの邂逅(かいこう)」
6月19日(金)~7月5日(日)  月・火休廊 13時~19時 村田兼一写真展

作家在廊は6月26日夕方~28日を予定。

 彼女が高校時代に使っていたホルンを小道具として撮影に使用、愛らしい姿から天使がラッパを吹いているようなイメージで撮り始めた。
この2015年は私の撮影と非常に相性の良い方との出会いの年でもあった。北見えりさん、月乃ルナさんと続いた。
 月乃ルナさんから枯れ木をメインの小道具に使用すると何やら魔術的、シャーマニズム的、巫女的なイメージがムクムクと膨らんだ。後に「魔女の系譜」シリーズになる。
天使のような北見さんもこの巫女要素にはまり込む。シャーマンとしての素質があるのだろう。神に仕えるというよりは、神と渡り合い、祟り神を鎮め豊作や多産を引き出すのが似合っている。
 2016年は森ノ宮遠子さんが現れ七菜乃さんも安定した私のメインモデルとして付き合っていただいた。この年に「魔女の系譜」(玄光写刊)を上梓する。しかしこの2年間の撮影量は多く、とても一冊の本にはまとめ切れなかった。そこで今回、北見さんをメインに本に収録し切れなかった多くの作品を展示しようと画策した。
 北見さんは今、ラバーの女神としてフェティッシュな大人の空気を纏い、私の撮影していた頃とは全く雰囲気の違う世界観の中で活躍されている。そんな彼女の少女期を私の捏造するアニミズム観の中で、今一度ご覧いただきたい。