2021年

大槻香奈個展「美しいので」 11月5日(金)~7日(日)
12時~19時 ※最終日~17時
京都、ライト商會三条店にて開催

2007年の作家デビュー以来、現実世界をベースに作品制作を行ってきました。特に2011年の東日本大震災をきっかけに、現代と向き合う姿勢が強くなったように思います。しかし昨年からのコロナの状況によって、現実世界に閉じこめられてしまった、自由を失い閉塞感の中で生きざるを得なくなってしまった時、「夢」という非現実が、その想像力が私達の生きることを助けてくれるのではないかと考えるようになりました。これまでにも私の作品に「夢」の要素はたびたび登場していましたが、それらは主に現実逃避のニュアンスで、皮肉を込めるような形で描くこともありました。ですがそれらの作品も、今では前向きな意味合いとして、捉え直しができるように感じました。過去作品から新作まで、現実からすこし距離をおいた場所で、夢みるような世界を体感して頂けましたら幸いです。夢が現実世界を支えるとき、どうやって夢をみるのがよいのでしょうか? 不器用ながら空想世界について考えました。ぜひゆっくりごらん下さい。 2021年11月5日 大槻香奈


“肌に降る七星” 珠かな子写真展
10月15日(金)~24日(日) 会期中無休 13時-19時

写真集・肌に降る七星 (モデル♦七菜乃、アトリエサード) 刊行記念

 北極星を中心に北斗七星が回る位置で時間と方角を知ることができる。この星々は目印や指標となり、2時間で30度動く北斗七星は夜空において大きな変化を見せてくれる。私にとって七菜乃さんは北斗七星のような存在で、色々な姿を見せてくれ、活動に悩んで真っ暗な航海で迷った時に、菜乃さんが撮った写真を見るとワクワクして心が躍る。菜乃さんは私にとって友達以上の特別な存在。いつも同じ夜の星を見ているような気がしていて、その星は私達にしか見えていないような、そんな気がしている。

 ファインダーの中に見た、白く美しい肌に日差しがキラキラ降り注ぐ様子は、いつも小さな星屑がスパークしているようで、その光の中から、私の好きな彼女の一瞬を探して集めたシリーズが「肌に降る七星」です。/珠 かな子


七菜乃写真展「凪」9月24日(金)~10月3日(日) 会期中無休 13時-19時
海に近いスタジオは明るく穏やかで
横たわる女たちの上で、時は凪いでいた

モノクローム作品は作家自身が暗室に籠って現像、白黒の階調が溶け合う七菜乃らしい裸体表現となっています。カラーフィルム作品とあわせて20作を展示。それぞれ限定3部の販売です。


常設展 7月9日(金)-18日(日) 会期中無休 13時-19時
飯沢耕太郎/クロダミサト/小林修士/塩原洋/村田兼一

飯沢耕太郎キノコドローイングコラージュ、村田兼一作品ファイル、クロダミサト“沙和子”作品見本をファイルにてご覧いただけます。また写真集の販売を致します。(塩原洋“just a man in love”、クロダミサト“裸婦明媚”、小林修士“re-flection”等)。塩原洋“just a man in love”本写真集は国内外を問わず、様々な書籍イベントで完売が続出するなど、反響を呼んだ話題作の新装版です。被写体は一般人カップル。彼ら彼女らがセックスに及んでいる様子を塩原は写真ならではの表現で切り取りました。特に男性側に焦点を当て、目前の人と一対一で向き合い、コミュニケーションに夢中になる表情の変容の様子を収めています。必死に身体をむさぼる目線の先は愛する人であり、根底に流れているのは純粋な物語です。(出版社説明文より)クロダミサト“裸婦明媚” 2017年から4年の間SNSで被写体を募集、ギャラリー内で撮影した作品集。被写体とクロダミサトの強くて優しいセッションが詰まった一冊です。


村田兼一写真作家25周年記念展
6月4日(金)-20(日) 月曜、火曜休廊 13時-19時

25年前を振り返ると、薬液臭い暗室の作業が、遥か遠く昔のように感じる。闇の中、印画紙の上で両手をクネクネ動かし覆い焼きや焼き込みをする姿はまるで魔術の如くだった。今回の展示は、未熟な魔術で思い通りにプリントをコントロール出来なかった心残りの着色写真を、科学の力(PC)で今一度甦らせる試みをしてみた。


しあわせのにおいがする 
兎丸愛美・塩原洋写真展 

5月7日(金)-23日(日) 13時‐19時 月火休 

昨年の展示が中止になってから、ぽっかりと穴があいてしまったような気持ちになりました。しあわせのにおいがするだなんて、なにをきれいごと言ってるんだわたしは、と思うことも正直ありました。写真を撮らなくなりました。わたしは写真に命を守られているので、写真がなくなったらほんとうにからっぽな人間になってしまう。それが嫌でわたしは無理やりでもほかにすきなものを見つけて、写真以外のことに目を向けようとしていました。それはわたしにとってよいことなのだと思っていました。
でもある日、友人になにげなくこの話をしたら「そういう人生のほうがいいよ」と言われて、ハッとして、忘れていたことを思い出すように、わたしはまた少しずつ写真をはじめることにしました。不穏な日々はあいかわらずつづいているけれど、そのなかで小さなしあわせを大切にすることしかわたしたちは前を向いて生きていくことができないのだと思います。わたしにとってしあわせを与えてくれるものは写真でしかないのです。
久しぶりの撮影は、ストロボの光も太陽の光も、これからのわたしを明るいほうへ導いてくれる希望のように感じました。はだかの写真を撮られるとき、わたしはそれをヌード写真だと思わない、いのちの風景写真だと思っています。生きていることは美しくすばらしいです、生きているだけでうれしいです、あなたが毎日笑っていてくれたらもっとうれしいです。 文/兎丸愛美


七菜乃写真展「#おうちヌード」
4月16日(金)‐25日(日)会期中無休 13時‐19時

大人数での撮影が出来なくなった。コロナ自粛の中、思い付いてオンラインで被写体と私を繋いで撮影した。おうちは素晴らしいスタジオになってくれたし、何より’女体’と、彼女達とのコミュニケーションに、私自身が助けられた。緊急事態宣言が解除され、実際におうちに足を運んでちゃんと撮りたくなった。いつもの様に撮られたいという女体をお持ちの方を募集して、おうちに自然光が入る時間帯にフィルムカメラを担いで撮りに行った。
裸体に意味はない、けれど、自らの意思で裸体を撮られたいという意思を持った彼女達はとても美しい。ただそこにある美しさを見てほしい。


クロダミサト写真展「裸婦明媚」
3月19日(金)-4月4日(日)  月曜、火曜休廊  開廊時間:13時-19時
写真集「裸婦明媚」出版記念


フミカ写真展「スマイル」写真/小林修士・イワタ
2月26日(金)-3月7日(日) 会期中無休 開廊時間:13時-19時 
フミカ1st写真集 “桃色空気”(小学館)発売記念


珠かな子写真展「蜜の魔法」
2月5日(金)-14日(日) 会期中無休 13時~19時

女の子として生まれた私たちには
幸せの魔法と呪いがかかっていて 
私は彼女達の魔法と呪いを少しだけのぞかせて貰って 
幸せの魔法が強くなるようにと季節の花をそっと託すのだ


舞山秀一写真展「Sign」
2021年1月15日(金)ー24日(日)開催 会期中無休 13時-19時

photographerとModelの間には、言葉では表せない瞬間がある。カメラを通して触れ、感じ、そして触発し合う。他では味わえない特別な感覚だ。この一瞬を求め続けることが、私の写真なのかもしれない。本展は、公私共に信頼しModelとしてだけでなく多彩に活躍する岩崎拓馬とのコラボレーション作品群である。一部の作品では、ネイルアートを軸に国内外問わず幅広く活動するアーティストHana4にBodyPaintingを施してもらっている。