悠歌 写真展 近代少女霊魂学 -記号としての少女、或いは解剖された戦争-
写真集『The Beginning of Suicide』出版記念展
8月22日(金)~31日(日) 会期中無休 開廊時間:13時~19時
写真集『The Beginning of Suicide』刊行を記念し、当廊にて写真展「近代少女霊魂学 ― 記号としての少女、或いは解剖された戦争 ―」を開催いたします。本展では、セルフポートレートによる新作を中心に発表予定です。
少女という記号をめぐり、破壊と再生を繰り返しながら生まれる“少女性”とは何か──
この機会にぜひご高覧賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
August 22–31: Halca Photo Exhibition. Open daily, 1:00 PM – 7:00 PM.
作家ステートメント
少女性は、破裂しそうな魂が生み出す思想と精神であり、生きるための筋である。
少女という記号を破壊し、再生を繰り返したその先にある少女性は、どのようなものになるのだろうか。
決して成れない存在への憧憬。
分かり合えないモノに対する慈愛。
或いは抑圧への抵抗。
それらは、「歩み寄る」という行為を通じて、互いの輪郭を保ったまま、孤独の垣根を越えることができるのではないか。
「私」だけの世界だった場所が、やがて「あなた」も居る國へと成っていく。
この腐敗した世界で息をするために私は戦い、救いを見出すために創り続ける。
悠歌写真集『The Beginning of Suicide』
撮影/悠歌 帯文/松永天馬(アーバンギャルド) あとがき/村田兼一(写真家)
発行/アトリエサード B5判64頁・税込3,300円
「少女」という存在に対する憧憬、慈愛、そして抑圧への抵抗といった複雑な感情と向き合いながら、孤独や現実の腐敗に抗い続ける創作の姿勢が刻まれたセルフポートレート写真集。当廊にて展覧会初日より販売します。

【出版記念特別対談トークイベントのご案内】
2025年8月31日(日)開場15:30 開演16:00~18:30(予定)
会場:書泉グランデ7階 (東京都千代田区神田神保町1-3-2)
チケット:2,500円(8月5日18:00販売開始 先着順)
チケット購入(Livepoketへの登録が必要です)→ https://t.livepocket.jp/e/zkbl4
トークの後、写真集のサイン会、チェキ撮影会を行います。写真集「The Beginning of Suicide」は、7階会場にお越しになる前に書泉グランデ内販売フロアでご購入の上、ご持参ください。事前に他店や通販でお求めいただいた写真集もサイン致します。

| ※ | 悠歌(Halca) 魂を昇華する為の儀式として、少女性の系譜を辿りながらセルフポートレート作品を制作する写真作家、モデル。Halca名義で作曲作詞し、処刑軍団蚯蚓之血肉名義でDJを行う。 |
| 2022年 | ミスiD2022 SPOTTED PRODUCTION賞受賞 セルフポートレート制作開始 |
| 2023年 | 初個展 「The Beginning of Suicide」東京、神保町画廊 グループ展「髑髏の中の髑髏展2023」大阪、乙画廊 個展「少女の私を遺して」cafe Anamune |
| 2024年 | 個展「少女の向こう側」東京、神保町画廊 悠歌 、高久梓 二人展「アリスのはらわた」東京、一兎庵 グループ展「髑髏の中の髑髏展2024」大阪、乙画廊 グループ展「初恋」東京、一兎庵 個展「夢幻泡影」大阪、乙画廊 |
| 2025年 | 悠歌 、munenn 二人展「小さな悪の華」東京、一兎庵 悠歌 、高久梓 二人展「水の綾」東京、一兎庵 悠歌 、Kurage* 二人展「ロリィタシンドローム」大阪、乙画廊 個展「近代少女霊魂学 -記号としての少女、或いは解剖された戦争-」写真集The Beginning of Suicide(アトリエサード刊)記念展 東京、神保町画廊 |
