カテゴリー: 2024年
真珠子の壁-龍の背に乗って-
真珠子の壁 -龍の背に乗って-11月8日(金)~17日(日) 13時~19時 会期中無休 「壁」という当時のSNS的存在のシンクロに、改めて気が付かされた真珠子が国境を越えた宗教や歴史、文化の「絵の伝言板」であった「壁画」という媒体を表現し、考察します。
もうひとつのまほろば~百代の過客編
月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。 流れる時間も永遠の旅人と見定めた江戸期の俳人・芭蕉「奥の細道」の一節だ。 今ほど旅が楽ではなく、困難に満ちた時代に、序文には出立前、遥か彼方の旅路に思いを馳せ、旅のワクワク感が伝わってくる。 命を容易に落とすかもしれない旅を、領地や商いの為ではなく、自分の為に行きたい...
大槻香奈「ゆめの傷口」
大槻香奈作品集出版記念展 東京、奈良、名古屋 3都市巡回ツアー開催。大槻香奈の2007年デビュー当時から2024年の新作までを辿る、少女作品を中心とした作品集「ゆめの傷口」をアトリエサードより出版いたします。今回の作品集のテーマはその名の通り、夢と傷です。
Albina Albina『couture』
モデル七菜乃をチーム“Albina Albina”が5つの色彩と装飾で独自の作品世界を表現します。
七菜乃 “#おうちヌード”
被写体の自宅にてナチュラルな姿を自然光でフイルムカメラを使って撮影するシリーズの2021年4月に続き2度目の発表
悠歌「少女の向こう側」
私は茫漠な世界に漂う少女である。私を包囲する無数の星々は、私の中にも内包された存在である。 不完全な自分を鮮明に俯瞰する。覚醒したまま未知なる世界へ飛び込む。底知れぬ渇きとマグマの宿る肉体は敵じゃない。 いつだってこの破裂しそうな魂を抱きしめながら、自分という大地に亀裂を刻んできた。そこに雨が降り注いで、川が生まれる。...
二階 健 「赤い蝋燭と人魚」
「赤い蝋燭と人魚」は今から100年以上も前に書かれた日本最初期の童話です。 人間社会にあふれている打算や、醜いエゴイズムを鋭く抉った作品で、情景描写が美しく、強い迫力で迫って来ます。これは作者自身が幼少の頃、祖母から聞いた人魚伝説や、幼年時代に預けられた家の隣りがろうそく屋だったこと、中学時代に下宿した家に足の悪い中年...